「第7回 夏休みエコポスターコンクール」
たくさんのご応募、誠にありがとうございました。
応募された作品を、NPO法人 全国初等教育研究会において審査し、低中高学年部門ごとに優秀賞各1点と教育同人社賞10点、学校をあげて取り組んだ3校に学校賞を選定いたしました。今年度はさらに特別賞として新進気鋭の野生動物写真家 前川貴行氏が審査する、「動物大好き賞」を低中高学年ごとに1点選定いたしました。入選された方には、賞状が送られます。
審査の結果は次のとおりです。
画像をクリックすると審査員のコメントが見られます。
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ボタンをクリックすると各賞がご覧いただけます。
・標語がはっきりと書かれ、訴えるものがある。
また、標語の「あるいてかいもの たのしいな」は、自分の体力を使うことで人間自身が生き物であることを実感し、生き物が生きやすい環境を守ることにつながる。
・すぐ実践に移せるメッセージがよい。
自分の足で歩くことの楽しさが伝わってくる。
・家族ですぐ実行でき、エコにつながる行動でよい。健康な生活、家族のつながりが感じられる。
字がはっきりとしてポスターにふさわしい。
家族4人それぞれの雰囲気がよく描けていて、ほほえましく感じられる。
・大切にする目的の水が「ハート」に描かれているのがとても印象的でよい。
水は愛であり、愛は水のようにすべてに注がれる。水を大切にする心は、人類愛に通じている。
標語の文字もとてもはっきりと訴えている。
・「水を大切に」の標語は目立ってよい。
中心の手ですくっている水の絵が、大切さを一層アピールしている。
・テーマがはっきりしている。
字の大きさ、中心にハート型の水滴、両脇に木があって構図がよい。
両手で水を包み、「水を大切に」というテーマが絵から感じられる。
・自然の中に生きる昆虫の姿がていねいに迫力をもって描かれている。
食べる・食べられる、双方の昆虫たちの依存があることが豊かな自然であることを訴えている。
カマキリは肉食であり、セミは草食である。土の中で長い間幼虫として過ごすセミがいつでも羽化できる豊かな土の林を残していくことが、人類の願いであることが伝わる。
・弱肉強食の生き物の世界をテーマにし、生き物が住める環境を願う気持ちが表れている。
・自然を大切にするテーマはよく見受けるが、セミとカマキリといった昆虫で自然の営みを表すことで、見る人に訴える内容はとても新鮮に感じた。エコを超えて生態系を守らなければという、より大きなテーマを感じた。
昆虫や植物をよく観察して描いてある。高学年らしく緻密に描けていて、しかも字や絵がはっきりとしていて分かりやすい。
人も動物たちも、とても楽しく生き生きとした表情をしていて、見ている僕もとても嬉しくなりました。みどりが無くなったら、きっとどんよりとした気持ちになってしまうでしょう。こんな世界がずっと続くと素晴らしいですね。
生き物たちと捨てられたたくさんのゴミが画面いっぱいに溢れ出し、混沌とした世界になっています。ポイ捨てする人の表情が、全然悪い事をしているつもりが無いところなども、とてもリアルに表現されていますね。内容とは対照的に、色使いはとても綺麗だと思いました。
クマと出会い、驚いたような人たちもユニークですが、なにより「どうしたら一緒に生きられる?」というクマの問いかけが強烈でとても印象的です。私たちがこれからの未来に向けて、まさに避けては通れない重要な課題です。この言葉にハッとしました。